代表挨拶

私がWE株式会社を立ち上げた理由となる原体験は学生時代に友人と小さなウェブサービスを自主的に開発・運営したことに遡ります。当時、何の後ろ盾もない数名のチームで立ち上げたサービスは、使いやすいデザインもなければ確固たるマーケティング戦略もありませんでした。しかし、少数ながら真剣に利用してくれるユーザーがいて、彼らからの「もう少し見やすくしてほしい」「こんな機能があれば嬉しい」「海外からもアクセスできるようにならないか」といった要望に応え続ける中で、私たちは確実にサービスを進化させていきました。ユーザーの声に耳を傾け、改善と挑戦を繰り返すことで、アクセス数は徐々に増え、最終的には想像以上の成果につながりました。その時、私は「真に価値のあるプロダクトは、現場に根ざした改善プロセスとユーザーを起点とする発想が生み出すのだ」ということを実感したのです。

しかし同時に、若いチームにはリソースの限界があり、すべてを内製でカバーするのは難しいと痛感もしました。テクニカルな問題や集客戦略、資金計画、インフラ整備など、サービス運営には多面的な専門知識が求められます。これらをワンストップでサポートできるパートナーがいたら、もっと早く、もっと確実に前進できただろう—そうした思いから、私は起業を決意しました。

当社では、WEB/アプリサービスの運営コンサルティングを主軸に、集客支援（SEO/ASO）、YouTubeチャンネルの運営サポート、開発・デザイン・テスト・インフラ保守といった技術的な後方支援、そして運営メンバー教育やファイナンス面の強化サポートまで、幅広い領域をカバーしています。これは、単なるアウトソーサーに留まらず、顧客のビジネスを真に伴走し、共に飛躍する存在でありたいという想いの表れです。

「現場の声を聞き、改善を積み重ね、価値を最大化する」—この信念を軸に、私たちはクライアントが思い描く理想を実現するための総合支援パートナーとして活動しています。私は、自分自身の原体験を通じて得た学びを、より多くのチーム・企業の成功へと還元していきたい。そして、挑戦者たちの躍進を支え続けることで、社会に新たな価値が生まれ、持続的な成長が可能になると確信しています。

代表者：大谷 友亮（Tomoaki Otani）